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投資や取引にはリスクがつきものです。リスクのない投資や取引など存在しないと言ったほうが正しいかも知れません。FX(外為取引)も例外ではありません。
FX(外為取引)は、貯蓄型の金融商品ではありませんから、当然、為替相場の変動リスクなど、複数のリスクがあることを知っておかなければなりません。
もちろんFXには、元本保証もなければ、長期運用による約定利息もありません。
レバレッジを効かせて、証拠金の数倍~数十倍の取引をするわけですから、利益も大きい分、損失も巨額になる場合だってあるのです。むしろ大きなリスクを背負っていると認識した方が安全でしょう。
ただし、リスク要因を知っておくことによって、的確に対処して損失を最小限に食い止めることが可能です。『原因と対策』を知ることで、最終的な投資効率の向上につながっていくということですね。
では、FXのリスク要因を大きく分類してみましょう。
2005年に「改正金融先物取引法」が成立し、財務基盤が脆弱な零細企業は減ったものの、預かり金を保全するなど、投資家保護の姿勢を取っていない業者もあり、倒産リスクはゼロではありません。
2007年10月には、エフエックス札幌が、預かった資産を適正に管理する用に定めた、「金融商品取引法」に違反し、巨額の損失を発生させたとして、業務停止命令を受け、破産しました。顧客(投資家)の返金要請を拒否しているようです。。。
こうした業者の倒産や破産のリスクを回避するためには、預け入れた「証拠金」がどのように管理されているかが重要です。証拠金を信用銀行などに預託している業者であれば安心でしょう。
変動によるリスク
為替相場は、短期間・短時間で激しく値動きがあったりします。自分が想定した値動きとは全く違う変動があれば損失を被ることになります。
特にレバレッジを10倍、100倍などと高く設定している場合、1円の値動きが数万円~数十万円の損失につながってしまうこともあります。
システムダウンによるリスク
FXは、インターネットを利用して、パソコン上で売買注文するのが主流です。パソコンの不調やインターネット回線のトラブルなど、ネット環境に不具合が生じた場合、その間の取引が出来なくなってしまします。
その間に為替が大きく動いて、利益機会を逃したとか、あるいは、損失を食い止められなかったというようなリスクもあります
スワップポイントとは、金利が異なる2国間の通貨を交換することによって発生する金利差調整のことをいいます。
為替相場の変動要因は様々な要素が絡み合っていますが、 基本的に為替の値段は2 国間の相対的な力関係によって決まります。
簡単に言いますと、それぞれの国同士が綱引きをして強い国のほうに引っ張られる… つまり強いほうの国の通貨が高くなり弱いほうの国の通貨が安くなり値段が決まるということです。 例えば、ドル・円相場の場合、アメリカと日本を比べてアメリカのほうが日本に比べて景気がよければ ドル高・円安、逆にアメリカのほうが日本に比べて景気が悪ければドル安・円高になります。
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逆に、イギリスポンドを売って、日本円を買う取引からはじめたとしたら、その金利差を支払わなければなりません。 (数値は仮の値です。)
日本では、銀行に定期預金で100万円預けた場合、1年で200円程度しか利息がつきません。
しかし、イギリスポンドなどを1万通貨保有していた場合、1日で約300円ほどのスワップポイントを得ることができます。(スワップポイントは毎日変動します。)
FX取引では、毎日の通貨間の金利差を受け取ることができます。金利の高い国の通貨を買い、金利の安い通貨を売ればその金利差を受け取ることができます。逆に金利の高い通貨を売り、金利の安い通貨を買えばその金利差を支払わなければなりません。 詳細はこちら
※スワップポイントは日々変動します。